12月6日(金)19時~ことよんカフェを開催しました
今回は、藤 純一郎医師(東京トータルライフクリニック 内科部長)、江川恵子看護師(トータルライフ訪問看護ステーション雷門 所長)より「フレイル」(加齢により心身が衰えた状態のこと。適切に対処すれば元の健康な状態に戻る可能性があります)の予防のための栄養についてお話しました。
簡単にできるフレイルチェックで今のご自身の身体の状態をチェックしていただき、具体的に1日どのような食材をどのぐらい摂取していけばいいのかを説明しました。
また、高齢者を対象としたフレイルの研究では、1日の中で1回は誰かと食事をするよりも1人で食べている方(孤食)がうつ傾向が高い、それだけではなく栄養状態や食品摂取多様性の低下などに陥りやすいと言われています。友だちとランチを楽しんだり、地域の会食に参加するなど孤食を予防することも大切という内容でした。
カフェタイムでは、「地域の廃品回収のあとにお茶をして地域の中で気になる方を心配して声を掛け合い、一緒に食事をしています。」「月に1回は女子会を開いてランチを楽しんでいます」「卵でたんぱく質をとり、野菜は苦手なので野菜ジュースを飲むなど心がけています」などなど工夫されている声がたくさんあがり、みなさんの互助の力を実感しました。そして、さらに「フレイル予防のための栄養」を意識して実践していこう!と大変に盛り上がりました。 次回は、2020年2月7日(金)19時~「フレイル予防のための運動」をテーマに開催します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。