メニュー

穴水副院長が第66回日本東洋医学会学術総会ランチョンセミナーで講演しました

[2015.07.06]

6月14日(日)、富山国際会議場で開催された第66回日本東洋医学会学術総会の3日目におけるランチョンセミナーで、穴水聡一郎副院長が「動脈硬化の臨床と予防に向けての取り組み――凍結乾燥ミミズエキス含有サプリメントの可能性」というテーマで、講演しました。

当院は、一般外来のみならず、ウェルエイジングセンター、在宅医療部と、「予防-治療-在宅」を担う3つのユニットを持っているのが特徴で、患者さんの人生をシームレスにお支えすることを願って日々の診療に向かっています。その中で、動脈硬化の予防や治療については、診療上の大きなテーマの一つとして、かねてより取り組んできました。今回の講演は、動脈硬化のより積極的な予防や治療に応用できる可能性のある凍結乾燥ミミズエキス含有サプリメントについて、当院で患者さんにご協力いただき実施させていただいた臨床研究の結果に基づいた内容で、動脈硬化に対して凍結乾燥ミミズエキス含有サプリメントを使用することで、一般的に行われている動脈硬化予防のための対策(動脈硬化を促進させる危険因子を取り除く)よりもさらに踏み込んだ予防(動脈硬化の状態を改善させる)か可能になるというものでした。実際の事例などを交えての講演に、会場の皆様は、熱心に耳を傾けておられました。質疑応答の時間のみならず、講演終了後も参加者の方からご質問があったり、このサプリメントをもっと使ってみたいというお声を頂くなど、関心の高さを感じました。

ランチョンセミナーに参加して、当院が推進している「予測・予防医療」の歩みは、世界に先駆けた超高齢社会の日本にとって、まことに必要とされるものであることの確信と希望を改めて感じました。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME