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「うらら地域連携フォーラム」で、トータルライフ訪問看護ステーション雷門の江川恵子所長が講演を行いました。

[2016.11.09]

秋の深まりを感じる10月27日、東京都北区の「北とぴあ」(東京都北区にある複合文化施設)で行われた「第4回 うらら地域連携フォーラム」において、トータルライフ訪問看護ステーション雷門の江川恵子所長が、「地域包括ケアステーションプロジェクト実践報告~『ことよんカフェ』の取組・浅草で地域と共に作る地域包括ケア~」というテーマで基調講演を行い、その後行われたシンポジウムにもシンポジストとして参加する機会を頂きました。

このフォーラムは、北区で、特別養護老人ホーム・デイサービス・地域包括支援センター・訪問介護・訪問看護‥など、高齢者の多様な福祉ニーズに対応したサービスを、地域に密着して総合的に提供している「社会福祉法人うらら」が主催したものです。当日は、北区で高齢者医療・福祉に携わる専門職の方や行政の方など約100名以上が集われ、大変集中した熱気ある場となりました。
基調講演では、江川所長が中心となって行った「地域包括ケアステーション実証開発プロジェクト」の取組によって、失敗を経ながらも、ステーションが在籍している町内会の皆様との絆を深め、皆様のニーズに応える「認知症予防カフェ」(通称:ことよんカフェ)が定期開催され、住民と専門職と行政が共同して地域を支える「地域包括ケアシステムの試み」が行われていることが紹介されました。

その後のシンポジウムでは、行政・民生委員・福祉や医療のソーシャルワーカー・在宅診療医の方々とご一緒に、それぞれの立場から、住み慣れた地域で最期まで安心して暮らすための取組や展望が分かち合われました。東京23区において、高齢化率1位の北区の重責を担うシンポジストの方々と、2位の台東区内のステーションを担う江川所長の、「日本の高齢化問題」への実感あふれる挑戦談に、参加者の方々もメモを取りながら真剣に聞かれていました。
フォーラムの後に行われた交流会では、江川所長を囲んで、共感のお声や質問が飛び交い、活気あふれる交流が持たれました。 今後も、地域や職種を超えて共同し、ご高齢者の皆様の医療や介護に最善の道がつきますように、スタッフ一同努めてまいります。。

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