とよんカフェ(テーマ「介護が必要になったとき」)が開催されました。
2019年8月23日(金)ことよんカフェが開催されました。
32名の皆さんが参加してくださいました。「介護が必要になったとき」をテーマに、ウェルビーイング21所長でありケアマネジャーの山田理恵子よりお話をさせていだきました。
寸劇を交えて介護が必要な状況を見極めるチェックポイントを確認しました。例えば、「自分で食事をつくっていたのにパンやおにぎりなど手軽にたべられるものが増えていないか」、「着ている服がいつも同じ、食べこぼしなどの汚れが目立つことはないか」、「以前より元気がない感じがないか」などです。これらは認知症の方を介護するご家族が最初にご両親の異変に気づいた場面であり、認知症が始まっているかもしれないというサインですので、早めに受診を勧めてほしいということでした。
カフェタイムでは「介護が必要になったら、どんなふうに生活したいか」をテーマにグループで話し合いました。グループの交流も活発で、今回初めて参加された方もたくさんいらっしゃいましたが、楽しくお話されていました。実際に今、介護をされている皆さんからも率直な思いを語ってくださる場面もありました。
介護は、する方も受ける方も大変なご苦労であると思います。しかし、介護をすることによって得ることのできる体験や気持ちもたくさんあります。例えば介護をきっかけに家族との絆の結び直しの機会となったり、介護をする中で身体が動かなくなっても居てくれるだけでうれしいという存在の尊さが感じられたり、介護を受ける側にとっても、支えられ生かされている感謝を感じている方もいらっしゃいます。そのようなお話を通して、「介護をすることの意味が、心に沁みました」と感想を仰った方もおられ、あたたかな場となりました。
次回は2019年10月11日(金)19時より、「介護サービスについて」をテーマに開催します。ぜひご参加ください。お待ちしております。