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鍼灸カウンセリング協会の講習会において、 馬渕院長がTL(トータルライフ)医療の 実践について講演しました!

[2003.12.09]

去る11月24日(祝)、名古屋市(東別院会館)で行われた鍼灸カウンセリング協会主催の講習会に、馬渕院長が講師として招かれ、「対話の医療を実践する」というテーマで講演を行いました。

この講習会は、名古屋近辺で鍼灸院を開業されている鍼灸師の方々からなる鍼灸カウンセリング協会が主催したもので、当日は約20名ほどの方が集われました。


約3時間に及ぶ講演では、馬渕院長が対話の医療を志した経緯や、対話の医療を行う上で不可欠となる「自分を知る」ためのワーク、TL人間学に基づいた対話の理論などが分かりやすく述べられました。「自分を知る」ワークの時間では、自分の傾向を知る「自己診断チャート」に取り組み、各々の傾向によって同じ出来事でも感じ方や行動の仕方が全く違ってしまうことが分かりやすい事例を通して提示され、参加者からは、自分の傾向を知ることの楽しさや新たな自分を発見したことへの驚きの声が聞かれました。

その後には、鍼灸の現場でTL医療を実践されている鍼灸師の沢田寛氏(はり・きゅう温故堂治療院 院長)より、肩こりや腰痛の患者さんのみならず、重症筋無力症の方の治療を「自分も精一杯引き受ける」と心を定め、TL医療を学ぶ医師と共同して行ったときに、患者さんが誰にも話せずに抱えていた心の葛藤を語り始め、だんだんと受納できるようになり、それとともに病状が改善し気持ちも明るくなってゆかれた症例が報告されました。


3時間の講演を通して、TL医療によって心の癒しと病気の治癒が起こってゆく実感と感動が広がり、講演終了後も演者二人を囲んでの意見交換が活発に行われ、共感に満ちた場となりました。

鍼灸の医療現場においても、心と身体をトータルにみるTL医療によって、大きな可能性が開かれてゆくことを感じ、TL医療の奥深さを実感する時となりました。

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