第17回世界心身医学会 (17th World Congress on Psychosomatic Medcine) で馬渕院長がTL(トータルライフ)医療を発信!!
2003年8月24日~28日、抜けるような青い空と海に、椰子の葉が映えるハワイのワイコロア(ハワイ島)にあるヒルトンワイコロアビレッジおいて、第17回世界心身医学学術大会(17th World Congress on Psychosomatic Medicine)が開かれ、27日のポスターセッションに馬渕院長が参加し、好評を得ました。
この学会は、年に1度開催され、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの世界各国から様々な研究成果が発表されます。内容は現在の最先端を行くもので、心身医学の専門家にとって、最も権威ある学会の一つです。
この学会のポスターセッションに、馬渕院長が参加し、「慢性関節リウマチの治療に対する対話療法の効果(Effectiveness of the Dialogue Therapy to treat Rheumatoid Arthritis)」というテーマで臨みました。
馬渕院長は、「21世紀の医療のパラダイムシフトには、病を呼びかけととらえる病気観の変革が必要であるとし、それには、高橋佳子氏の提唱する、人間を肉体的、精神的、社会的、霊的な存在(Bio-psycho-socio-spiritual Existence)ととらえるTL(トータルライフ)人間学を基盤とした、TL(トータルライフ)医療の実践が不可欠である」とし、その実践の一例として、因縁果報ウィズダム、煩悩地図、人天経綸図を用いた対話療法(Dialogue Therapy)によって、患者さんが病からの呼びかけに気付かれると同時に、病状が改善されていった症例が、グラフ等も用いて見やすく、かつ具体的に発表されました。
会場は、他のポスターセッションの参加者やその見学をする人たちで、大変に活気の溢れる場となりました。馬渕院長のポスターの前にも何人もの方が立ち止まり、興味深くその内容を読んでいらっしゃる方が大勢いらっしゃいました。
その中には、心身医学の権威の方々が少なからずお見えになり、馬渕院長の説明に熱心に耳を傾け、また、質問されている光景も見られました。
心と身体を一つに診てゆくTL医療が、世界で切実に待たれていることが実感される場であり、これより、より一層の世界へのTL医療の発信が期待されます。