メニュー

「第15回浅草医学会」で、 藤純一郎先生が演題発表しました

[2012.11.02]

2012年10月15日(月)、浅草ビューホテル4階「飛翔の間」において、第15回浅草医学会が開催され、藤純一郎先生が、「当院における糖質制限食の経験」というテーマで演題発表しました。

会場は、医師、薬剤師、看護師、理学療法士等々、100名以上の医療従事者が参加され、席が足らなくなるほどで、大変熱気あふれる場でした。

藤先生は、これまでコントロール不良であった糖尿病患者さんに対し、糖質制限食(高雄病院の江部康二先生などが提唱している、糖質を多く含んだ食品を可能な限り制限した食事療法のことで、当院では2010年7月より導入)を実施することにより、インスリンを使用することなく、優れた血糖コントロールを得られた事例を提示しました。いずれの経過表も、糖質制限食導入前と比較して、HbA1cの著名な低下を示しており、この食事療法の有効性の高さに驚く気持ちでした。

最後は「糖質制限食は『糖質を食べない』というだけの非常に単純な食事療法であり、やる気さえあれば誰にでも簡単に実施できる。もっと多くの方に知っていただき、その効果を実感していただきたい。」と力強く締めくくり、発表を終えました。

終了後の情報交換会では、何人もの先生方が、藤先生にお声をかけられ、活発な意見交換がなされていました。このような場で、地域の病院・医院の先生方との交流がはかられ、連携がよりスムーズになることに嬉しさを感じました。今後さらに、地域医療に貢献できるよう努めていきたいと思います。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME