10月15日（木）、当院主催の「100歳まで元気！」の連続講座第17回が、浅草文化観光センター5階大会議室で開催されました。
今回は、田平　武先生（順天堂大学大学院客員教授）をお迎えし、「認知症とサプリメント」というテーマでお話しいただきました。

田平先生は、認知症とサプリメントの第一人者であられ、著書に「認知症を防ぐ、脳いきいき特効薬」、「ボケを防ぐ・抑える特効Book」等あり、日本認知症学会認定専門医としても活躍していらっしゃいます。

当日は、認知症の予防のためには、老化・生活習慣病を予防し、運動、趣味、社会参加が重要であること、そして食事、栄養の摂り方についてもデータを踏まえて分かりやすくお話ししてくださいました。また、早期の予防も大切であり、そのためにもサプリメントの利用や、早期診断の必要性についても言及されました。
会場には70名以上の方がご参加くださり、田平先生の具体的な内容に引き込まれ、熱気に包まれていました。

終了後、「食事や運動など生活を見直し、運動が大切ということがよくわかった」「食事ではとれない分サプリメントを活用することがよいとわかった」などのお声がありました。

これからも、地域の皆様のご期待に添えますように、そして、皆様が講座での知識を生かして健康を維持していただけますようにと願っております。

そのためにも当院では認知症の前段階であるMCI（軽度認知障害）の状態を発見することができ、早期に予防に取り組むことができる「もの忘れ健診」も実施しておりますので、こちらの方もお気軽にご相談ください。